本文へスキップ

人事・労務問題解決のパートナー/社会保険労務士のコラボレーション/賃金制度、人事評価制度

運営:社会保険労務士法人ヒューマンキャピタル
TEL.
03(5615)9098 e-mail. info@hrm-consul.com

〒113-0033 東京都文京区本郷3-17-7-4F

人材活性化講座recture

人材育成・活性化講座

働く人の生きがいは?

労働政策研究・研修機構が発表した、「平成21年度 日本人の就業実態に関する総合調査」は、今後の人材マネジメントを考える上で示唆に富んだものとなっています。

http://www.jil.go.jp/press/documents/20101228.pdf


調査結果の概要は、次の通り。

−−−
・就業者の生きがいの順位は、「余暇、趣味」、「家庭」の順で「仕事」は3番目。
・仕事を生きがいとの回答割合が高い就業者は、会社の経営者、自営業主など。雇用者では役職が高くなるほど割合が高い。
・正規職員、派遣社員などは「生計の維持」、パート、アルバイトは「生計費の足し」のため働く。
・家事・育児と仕事の優先度について、「男性は仕事優先」、「女性は家事・育児優先」と考える傾向は専業主婦で強く、男性・無業者・配偶者無しで弱い。
・リーマン・ショックの影響は製造業の職場で多く見られた。
・満足度は「夫婦時代」及び「育児・子育て期」で高く、「独身時代」、「父子・母子世帯」で低い。
・非正規雇用者では13.8%がいずれの公的制度にも加入していない。
・労働組合に加入したい理由は正規では「賃金の維持・改善」、非正規では「雇用の安定」。
−−−

この中で私が特に注目したのは、2番目の、「仕事を生きがいとの回答割合が高い就業者は、会社の経営者、自営業主など。雇用者では役職が高くなるほど割合が高い。」という部分。

「地位を得た人だから当然だよ」という見方もあるでしょう。
それも確かにあると思います。

しかし、自営業者は、必ずしもそうではありません。
私もそうだし(笑)

それより、これらの人に多かれ少なかれ共通した要素となっているのは、仕事に対する主体性ということではないでしょうか。

・仕事について決定権がある。
・自分の考えで事業を企画し、進めることができる。

こうしたことが、「仕事が生きがい」と感じる元になっているわけです。

つまり、このような自己裁量権を与えることが、働きがいにつながるわけです。

「社員に元気がない」
「会社を活性化したい」

このようなことで悩んでいる経営者、管理者の方は少なくありません。
その解決策として、「自分の仕事は自分が主人公」となるような仕組みづくりを進めていくのが、有効なのではないでしょうか。

人材育成講座目次

人材活性化講座目次


無料小冊子、メルマガ

バナースペース

社会保険労務士法人ヒューマンキャピタル

〒113-0033
東京都文京区本郷3-17-7-4F
TEL 03(5615)9098
FAX 03(5615)9097
E-Mail:info@hrm-consul.com

メンバー最新書籍、執筆記事

人事実務
「月刊人事実務」
2015年11月号特集
「無期化を見すえた人材発掘」
(杉山秀文著)
経理ウーマン
「月刊経理ウーマン」
2015年12月号
「会社を労務リスクから守るための就業規則のつくり方」
(杉山秀文著)

プロの人事賃金コンサルタント
「プロの人事賃金コンサルタントに
なるための教科書」
(二宮孝著 日本法令)

労働条件審査実践マニュアル
「労働条件審査実践マニュアル」
(五十嵐一浩、杉山秀文著 日本法令)

労働条件審査実務
「DVD 手順でわかる労働条件審査実践実務」
(五十嵐一浩、杉山秀文 日本法令)

朝型勤務実践ガイド
「月刊人事マネジメント」
2015年7月号特集
「朝型勤務推進ガイド」
(杉山秀文著
ビジネスパブリッシング)