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賃金、人事制度講座

賃金制度と「エンゲージメント」�@

利潤を追求するうえで大事なのは、アウトプット／インプットの値をできるだけ大きくすることです。
そのためには、アウトプットを最大化するとともに、インプットを最小化することが必要になります。
当たり前のことではありますが。

ただ、インプットを少なくし過ぎると、アウトプットにもマイナスの影響を与えます。
分かりやすい例で言えば、料理を作る際に材料費をケチり過ぎると、料理の出来栄えも悪くなり、それが客離れにつながります。

余談ですが、衰退する飲食店や小売店にはほぼ共通する特徴があるように思います。
「お店の乱れ」ですね。
それまではきちんと片付いていた店内が乱れていたり、床のゴミがそのままになっていたり。
そこまで目配りする余裕がなくなっているか、どうでもいいと投げやりになっているか、どちらかでしょう。

話を戻しますと、人材にかかる費用は当然、上記のインプットになります。
賃金、採用、教育、福利厚生などが該当します。

この中でも賃金はもっとも大きなボリュームを占めます。
経営者の関心も高くなりますし、できるだけ抑えようと考えるのも当然です。

しかし、抑制一辺倒ではもちろんダメ。
ここをどうコントロールしていくかがポイントになってきますね。

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