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評価基準には、能力、取組姿勢、行動、成果・業績の4つがあります。
            
            今回は「成果・業績」について解説します。
            
            
            ◆成果
            
            成果評価は、半期とか1年などの一定の期間に上げたアウトプットを対象にします。
            
            目標管理制度と組み合わせることが多く見られます。
            
            具体的なアウトプットが評価の対象になりますので、評価項目を予め設定することはできません。
            
            目標管理制度の中で被評価者が成果を自己申告するか、評価者が個々の被評価者の成果を記述することによって評価をします。
            
            成果には最終成果と中間成果があります。
            
            最終成果だけを見るという考え方もありますが、そうすると、その期に結果が出ることにしか力を入れなくなるという弊害が出る恐れがあります。
            
            成果はできるだけ数値などで定量的に把握するようにします。
            売上数字などが典型例です。
            
            しかし、職務によっては、定量的な結果が出ないものもあります。
            管理部門などが典型例です。
            
            そのような場合は、定性的な成果で構いません。
            
            つまり、「どのような状態になったのか」ということを成果として捉えるようにするわけです。
            たとえば、「届け出書式を見直すことによって業務の流れをスムースにした」といったことが上げられます。
            
            また、個人の上げた成果だけでなく、チームで上げた成果も対象にするべきです。
            
            そうしないと、社員がみな個人プレーに走ってしまうという弊害が出ます。
            
            チーム成果を見る場合は、チーム全体の成果を確認した上で、チーム成果に対する被評価者の貢献度を評価します。
            
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