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定年後再雇用者の賃金をどうするべきなのか？
多くの会社が悩んでいる点です。定年延長の場合も同様ですね。

そもそもの話をすれば、賃金が職務や役割に応じて決まっているのであれば、年齢は関係ないのです。（実際、欧米ではこの手のことが問題になることはありません）。
この点については、また項を改めて考えてみたいと思っています。

それはともかくとして、現実には、賃金決定と職務価値や役割レベルがきっちりと対応していることは少なく、年齢や勤続の要素が混じりこんでいます。

そのため、退職年齢が延びれば、ストレートに人件費に跳ね返ってきます。

それでは会社がもたないので、何らかの調整をせざるを得ません。

年功序列慣行ゆえに、60歳という年齢を境にした賃金調整が避けられないという皮肉な結果になっているわけです。

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