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人の採用は、
――というプロセスを経るのが一般的です。
もちろん、この流れがすべてではありません。
筆記試験をやるかどうかは、会社の考え方や、採用ターゲットによります。
また、ヘッドハンティングなどの場合は、これとは異なるプロセスを取るでしょう。
でも、ヘッドハンティングなど、一部の例外を除くと、採用活動の入り口は募集広告です。
就職、転職しようとしている人は、まずここを見て、その会社を受けるかどうかを決めます。
募集広告の主なものは、
―です。
ここでは、新聞で応募者を集める場合について、お話していきましょう。
新聞広告は、「限られたスペースをいかに有効に使うか」が勝負になります。
短い文章の中で、会社や業務の内容・魅力をいかに効果的に伝えるかを、よく考えましょう。
私が考えるポイントは次の2点です。
1)単刀直入な表現を心がける
2)なぜ採用活動をしているのかを伝える
イメージ広告が通用するのは、ブランド力のある大企業だけです。
そうでない会社がいきなり、「Document Companyの○○社」と紹介しても、応募者は何のことかさっぱり分かりません。
「Inspire The Next!」とやっても、何も伝わりません。
これがwebなど、十分説明スペースがある場合ならOKです。しかし、ごく限られたスペースしかない新聞広告です。そこをよく考えましょう。
会社の魅力、業務の魅力は何か、そして、何を一番の「売り」にしたいかをよく考えてみましょう。複数の人とブレーンストーミングをしてもいいかもしれません。
技術力、ユニークなサービス、成長性、社風、新興企業・伝統企業…
いろいろなものがあるでしょう。それを、できるだけ具体的に表現するようにしましょう。
「当社はSEO技術を駆使、集客力をアップするホームページ制作で毎年○○%の成長を遂げてきました」
「当社はインターネット時代の寵児として、抜群の成長を遂げています」
前者と後者、どちらが分かりやすいでしょうか?
私は前者を選びます。
なぜなら、後者は修飾過多で、それでいてその会社が何をしているのか、全く伝わってこないからです。
前者からは、
・その会社は商用のホームページを制作している
・成長している会社である
ということが伝わってきます。
あまり頻繁に募集広告を出すのは良くないと言われます。
理由は、応募者に、「あの会社は全然人が集まらないか、人が定着しないから、いつも募集している」と思われるからということです。
応募者は、なぜその会社が募集活動をしているのかを気にするものです。
ですから、できるだけ具体的に、採用の目的を伝えるようにしましょう。
そこに前向きなもの、戦略的なものを感じ取れるようにしましょう。
「当社は○○分野に進出します!新規事業にチャレンジする、○○の人材を募集」
――などといった表現になります。
現実には、欠員補充ということもあるでしょう。
それでも、「その欠員を補充しないといけない、積極的な理由」があるはずです。そこをPRしましょう。
募集広告は、就職・転職活動をしている人と、募集企業との最初の接点です。そこで、しっかりと応募者の気持ちを惹きつけるようにしたいものですね。
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