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賃金、人事制度講座

人事評価の「甘辛調整」はどうする?Part2

評価の甘辛などがある(ありそうな)場合、どうしたらいいのでしょうか?
悩ましい問題です。

そもそもそれが、本当に「甘すぎ」、「辛すぎ」なのかをどう判断するのでしょうか?
本当にその部署は、優秀な人が集まっているのかもしれません。(実際、評価を甘めにつける評価者は、このような主張をすることが多い)。
あるいは、その逆かもしれません。

評価者会議など、評価の全体調整をするしくみがあれば、そこに甘辛調整をゆだねることが可能です。あくまでも、その会議が、きちんと機能していることが前提ですが。

また、人事評価シートに、評価の根拠となるエビデンスを書くようになっていれば、それを判断基準にすることも可能です。
あくまでも、人事評価シートが機能していることが前提ですが。

いちいち、こんなことを書いている理由はお分かりいただけると思います。
形はあっても機能していないことが少なくないからです。

それはともかく…

上記のようなものがまったくなく、ただ一覧表に、部員の評価(A、B、Cなどの評語)を記入するだけという場合が厄介です。

「全体に評価が高めになっているので、修正をお願いします」と評価者に評価シートを返すと、その場合に決まって聞かれるのは、「それなら、A評価は何人ぐらいにすればいいのだ」ということです。

これが定まっていれば苦労はありません。
さらに言えば、これが定まっていれば、このような問題は起きません。

そんなことぐらい分かってほしいと人事部当局は思うわけですが、評価者の立場にしてみれば、「そんなこと言ってくるぐらいなら、あらかじめ決めておいてほしい」ということになります。
これもある意味、当然です。

かくして、評価の分布制限があるようなないような、曖昧模糊とした評価制度が運用されることになるのです。


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