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賃金、人事制度講座

賃金表の作り方(1)

賃金制度をつくると、最終的に賃金表というものができあがります。

作らなくてはならないというわけでは必ずしもないのですが、賃金をきちんとした基準で公平に決めていこうとするのなら、やはり必須といっていいでしょう。

賃金制度設計で、もっとも苦労するのが、賃金表づくりです。

賃金表にもいろいろなものがありますが、どんな形にするにせよ、ポイントは「理想と現実の間をどう埋めるか」なんですね。

賃金表とは、会社として目指す、あるべき賃金の姿を具体的にしたものと言えます。

たとえば、「2等級の基本給は20万円〜25万円の範囲としよう」と考えたとすると、会社は2等級社員をそのように価値づけているということになります。

また、「3等級は27万円〜35万円」と設定すれば、2等級と3等級の間には少なくとも2万円の差があるということになります。

しかし、このようにして作った賃金表を、現実にそのまま適用できるとは限りません。

むしろ、適用できないことの方が多いです。

それはなぜか、そして、どうすればいいのか、次回以降考えていきましょう。

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• 賃金表の作り方(1)
• 賃金表の作り方(2)
• 賃金表の作り方(3)
• 賃金表の作り方(4)
• 賃金表の作り方(5)
• 賃金表の作り方(6)

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