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賃金、人事制度講座

賃金表の作り方(4)

新規に格付けをし、それに新しい賃金表を対応させる場合、その賃金テーブルの上限を超えてしまうということがしばしば起こります。

たとえば、3等級の賃金レンジが27万円〜35万円となっているところ、新たに3級に格付けられた人の賃金が40万円だったというようなケースです。

これには、次のような原因が考えられます。

• その人は元々4等級相当の格付けだったが、新たに格付けした結果、3等級になった。
• 旧制度は等級ごとの賃金に上限がない青天井だったため、昇格しないまま3等級に長期滞留していても賃金は毎年上がっていた。

このような場合の対策としてまず、賃金テーブルの上限額を見直します。

元々のポリシー（会社は3等級の価値を27万円〜35万円の範囲と考える、など）に反することになりますが、現実的には仕方のないことでしょう。

会社のポリシーを明確にしようと思ったら、元々の上限金額（この例では35万円）を超える部分を「特別枠」などと区分してもいいでしょう。

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関連リンク

• 賃金表の作り方(1)
• 賃金表の作り方(2)
• 賃金表の作り方(3)
• 賃金表の作り方(4)
• 賃金表の作り方(5)
• 賃金表の作り方(6)

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