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賃金、人事制度講座

賃金表の作り方(5)

新賃金移行の際に賃金表の上限を超える人が出てしまった場合、上限金額の調整をして対応するという方法があります。

たとえば、3等級=27万円〜35万円、4等級=37万円〜50万円となっていたところを、3等級の上限を40万円にするということです。

元々のテーブルは、3等級の上限35万円、4等級の下限37万円で、等級の間に2万円の開きがありました。このような形態を「開差型」といいます。

それを3等級と4等級の間に重なりができます。これを重複型といいます。

開差型、重複型のどちらを採用するかにも、会社の賃金ポリシーが反映されます。

開差型だと、等級が異なれば基本給も必ず異なるという状態を作り出せますから、等級の位置づけが明確になります。

また、昇格(等級のアップ)時のインセンティブが大きくなります。

ただ、必ず開きを作らなくはならないので、テーブル設計は窮屈になります。
同じ等級の中の賃金幅は狭くなります。特に等級の数が多いほどそうなりますので、等級をある程度大ぐくりにしないと難しいでしょう。

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