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賃金、人事制度講座

賃金表、昇給制度の作り方の実際Part3(1)

◆昇給カーブの作り方

昇給カーブは次の３つに分類されます。
（賃金テーブルの型によっては他のバリエーションもあり得るのですが、等級別号俸テーブルを想定した場合は、この３つになると思われます）

・直線型

・逓減型

・ゾーン型

直線型は１号俸から上限までの号間ピッチが同一のパターンです。

それに対して逓減型は、一定以上の号数になると号間ピッチが小さくなるパターンです。

この２つは、次のような姿になります。

・直線型
号間ピッチ1,000円で変わらず

・逓減型
１号〜10号：号間ピッチ1,500円
11号〜20号：号間ピッチ1,000円
21号〜30号：号間ピッチ500円

逓減型では会社の賃金に対するメッセージ性が打ち出されます。
上記の例だと、１号〜10号＝優秀者または標準到達ライン前、11号〜20号＝標準者、21号〜30号＝張り出しという位置づけが考えられます。
20号に到達するまでに上位等級に昇格してほしいということですね。

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