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人件費管理講座

人件費それぞれの費目はどれぐらいの比率になっているか

◆人件費構成とは

以前お話しした通り、人件費にはいろいろな項目があります。
そして、それぞれの項目が、人件費全体の中でどれぐらいの比率を占めているかを示したのが、「人件費構成」です。

これがどれぐらいになっているかを、しっかり把握しましょう。

人件費を何とかしたいという場合、当然のことながら、額の大きいもの、つまり構成比の大きいものに目をつけた方が効果があります。

比率の小さいものをいくらいじっても、たとえゼロにしても、全体に与える影響は知れています。
そのようなものを何とかしようと、労力をかけても、「労多くして功少なし」ということになりかねません。

「そんなバカなことをやっている会社なんて、あるの？」と思われるかもしれません。

ありますよ、意外と。

◆一般的な人件費構成は

では、実際のところ、人件費構成はどうなっているのでしょうか？
もちろんこれは、会社によってさまざまです。

ここでは、2011年就労条件総合調査と2011年賃金構造基本統計調査を元に算出したデータをお示しします。

（就労条件総合調査は、月例賃金の内訳（所定内・所定外）が示されていないため、賃金構造基本統計調査の比率を使った。)

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関連リンク

• (1)人件費削減額のかかえる３つのリスク
• (2)人件費とは何か？
• (3)人件費はコントロール可能か？ Part1
• (4)人件費はコントロール可能か？ Part2
• (5)人件費の概念を広げるべし
• (6)人件費の概念を広げるべし Part2
• (7)人件費それぞれの費目はどれぐらいの比率になっているか
• (8)人件費の構成比率から何が見える？
• (9)人件費を考える３つの視点
• (10)わが社の人件費は高い？低い？
• (11)人件費を考える指標には何があるか
• (12)人件費を考える指標には何があるか(2)
• (13)人件費を考える指標には何があるか(3)
• (14)人件費を考える指標には何があるか(4)

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