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人材活用をめぐる環境が激変しています。
思いつくままに上げただけでも、これだけありますね。
そんな中で、重要なのは女性の育成と活用。
以前に比べるとビジネス社会で活躍する女性は増えていますが、まだまだ埋もれてしまっている人が多いように思います。
実にもったいない話です。
では、女性を活用していく上での課題には何があるのでしょうか?
日本生産性本部は2011年2月16日、第2回「コア人材としての女性社員育成に関する調査」結果概要を発表しました。
調査によると、3年前と比較して、課長(相当職)以上の女性が増加した企業は56.0%。コア人材として成長していくために高めてほしい能力としては、
「リーダーシップ力・指導力」、「行動力・変革力」などが挙がっています。
また、推進上の課題は、昨年同様、女性社員の意識が最も多く、8割以上であるが、管理職の理解・関心や男性社員の理解・関心の薄さについては低下したということです。
女性の意識が課題とする主な理由は、昇進や昇格への意欲が乏しいことや難しい課題を出すと敬遠されやすいことですが、割合は総じて昨年よりも下回ったようです。
成長していくために高めてほしい能力としてあがっている、「リーダーシップ力・指導力」、「行動力・変革力」などは、女性に限った話ではなく、男性にも同様に求められる能力ですね。
また、女性の意識が課題とする主な理由になっている、「昇進や昇格への意欲が乏しいこと」、「難しい課題を出すと敬遠されやすいこと」というのも、最近では男性についても指摘されていることです。
そう見ていくと、人材活用・育成上の課題は、性別に関係ないように思います。
ただ、程度問題というか、そのような課題がどのぐらいの比率で存在するのかが、男女で異なるのかもしれません。
でも、本当にそうなのかな?という気もします。
なんだかどっちつかずのことを書いていますが、書きながら思ったのは、結局のところ、「男性・女性」という、ひとまとめにした捉え方をするのではなく、個々の「人」を見ていくべきなのだといこと。
この点でも、これまでの集団主義的人事管理から、個別的人事管理に転換していく必要があるということなのでしょうね。
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